水は生きる上で欠かせないものであり、毎日必ず使うものでもありますよね。
でも好き放題使っていたら、水道代は莫大にかかってしまいます。
台所やお風呂で水を流しっぱなしにしてしまい、水道代が高くかかってしまった…なんて経験ある人も多いのではないでしょうか。
水は必要なものだけど、できるだけ無駄を無くしてお金を節約したいところですよね。
ここでは、私が実際にやっている水道代の節約方法をご紹介しますので、よかったらぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
水道代の節約方法①支払い方
口座引き落としを選択して割引してもらう

水道代を現金で毎月支払っている人も多いですが、それってもったいない!
水道代を口座引き落としにするだけで、月50円ほど割引になる自治体が多いんですよ。
自動的に引き落としされるから支払い忘れもないし、割引になるなら利用しない手はないですよね。
今まで現金で支払っていた人は、まず自分の自治体が水道代の口座引き落としに対応しているか確認してみてください。
クレジットカード支払いでポイント獲得する

現金での支払いは払ったら終わりですが、クレジットカードで水道代を支払うと、ポイントが付与されます。
水道代の請求額が多ければ多いほど獲得ポイントも大きくなるため、口座振替の定額割引よりお得になることもあるんですよね。
口座振替とクレジットカード支払い、どっちがお得なのかが一番気になるところですが、住んでいる自治体や支払う水道代によって変わってきます。
東京都水道局を例に挙げると、口座振替だと月50円、年間600円の割引になります。
月50円分以上のポイントを得られるなら、クレジットカード支払いの方がお得になるってことですね。
ポイント還元率が1%のカードを使った場合に限りますが、50円分の割引を受ける場合、5,000円分の水道代の支払いが必要になります。
つまり、
なら、クレジットカード支払いの方が口座振替よりお得になるというわけです。
0.5%のポイント還元率のカードが多いのですが、特に高額の年会費を払わなくてもポイント還元率1%のカードもあるんですよ。
それは、楽天カード。
楽天カードなら知名度も高いし、ポイントは楽天市場でのお買い物にも使えるから便利ですよね。ポイントを無駄にしてしまうこともありませんし。
水道代が毎月5,000円以上かかる人は、楽天カードでの水道代の支払いをぜひ検討してみてくださいね。
セブンイレブンのnanaco支払いでポイント還元
住んでいる自治体が口座引き落としがなくて、クレジットカード支払いが不可の場合は、nanacoで支払いするという方法もあります。
nanacoをクレジットカードでチャージすれば、そのポイントを還元してもらうことができるので、わずかですが節約になりますよ。
ただ現金で支払って終わり!じゃもったいないですからね、少しでもポイントがつくように工夫しましょう。
水道代の節約方法②台所の節水
洗い桶でためて洗う

定番ではありますが、洗い桶に食器をためてから洗うと節水になります。
食器にこびりついた汚れを水道水で落とすとなると、かなりの水道量がかかりますよね。
でも、洗い桶に食器をつけておけば汚れが事前に落ちるので、使用水量が減ります。
また、洗剤で洗ってからいったん洗い桶につければ、すすぎの時間も短くなって使用水量がさらに減りますよ。
かなり節水できるのでおすすめです!
汚れは先に取っておく

カレーなどのように、食べた後にひどい汚れが食器についてしまうものもありますよね。
その汚れをあらかじめ拭き取っておくと、汚れを落とすために使う使用水量を少なくすることができます。
いらなくなった新聞紙や料理で使ったティッシュ、キッチンペーパーなどを使って、事前に汚れを落としておきましょう。
私も、こびりついた食器の汚れは事前にガシガシ落としてから洗うようにしています!
泡切れの良い洗剤を使う

泡切れの悪い洗剤を使うと、水をたくさん使わないと洗剤が取れないですよね。
使用水量を減らすためには、泡切れの良い洗剤を使うことも大事です。
小さなことですが、節水につながるのでぜひ泡切れの良い洗剤を選んでくださいね。
キッチン用節水シャワーヘッドを使う
節水シャワーヘッドというとお風呂のシャワーヘッドを思い出しますが、なんとキッチン用の節水シャワーヘッドもあります!
1,000円から2,000円前後のものが多く、最大で約60%もの節水をしてくれるものもあるんですよ。
洗い桶とか使うの面倒…という人は、取り付けるだけで節水してくれるキッチン用の節水シャワーヘッドを使ってみるのもアリですね。
食洗機を使う

食洗機って水をジャブジャブ使うイメージですよね。。だから私は食洗機って水道代がかかるんだとずっと思ってました。
でも実は、食洗機の方が手洗いより水を使わないんですよ!
少量の水を循環させて食器を洗うので、食洗機の方が使用水量が少なくて済むんです。
それがわかってからは、すっかり食洗機のトリコになってしまいました。
最新式の食洗機は、手洗いの約9分の1の使用水量に抑えられる機種もあるので驚きです。
時間も水道代も節約したい!という人は、ぜひ食洗機を導入してみてください。
水道代の節約方法③トイレの節水
大と小のレバーを使い分ける

トイレのレバーは大と小がありますよね。
小の時すら大レバーで流している人がいるようですが、非常にもったいないです!
トイレの使用水量は、以下の通り。
- 小:6リットル
- 大:8リットル
これくらい水量に差があるので、家族4人で毎回大を使ってたら、1日に30~40リットルくらいの水を無駄にしてしまいます。
小の時は必ず小で流す!これを徹底するだけでも、だいぶ節水になりますよ。
音を消すために水を流さない

使用時の音が気になる…わかります!そんな時につい音を出して消したくなりますよね。特に近くに人がいるときはなおさら。
でも、その時に音消しのためにトイレの水を流すのはもったいない!
節約のためにも、トイレの音消しのために水を流すのはやめましょう。
音が気になる場合は、流水音アプリなんてものもあるのでそちらを使ってみてください。
リアルな流水の音が流れるアプリなので、それを使えばとてもエコです(笑)
トイレのタンクから出る水で手を洗う

トイレの後は、外の洗面台で手を洗う人も多いですよね。
洗面台で洗った方がなんとなくキレイに感じる気持ちはわかりますが、手洗い付きのタンクなら、タンクから流れる水で手を洗う方が節水になります。
洗面台から流れる水も、タンクから流れる水も同じ水道水。
なら、タンクからの水で手を洗ってもキレイさは同じですよね。
水道代を節約するためにも、ぜひタンクからの水で手を洗うことを習慣づけてください。
水道代の節約方法④お風呂の節水
湯量を減らす

お風呂の湯量そのものを減らす、という節水方法もおすすめです。
約200リットルくらいが一般的な浴槽の容量なのですが、今まで180リットルくらいのお湯を入れてたとして、減らして120リットルくらいにしたら毎日60リットルの湯量を節水することができますよね。
冬はともかく、夏は半身浴でも十分ですもんね。水道代を節約しつつ、健康や美容にも良いので一石二鳥です!
自動でお湯を沸かしてくれるお風呂なら、水位もボタン一つで調整できるので、ぜひ試してみてください。
節水シャワーヘッドを使う

節水シャワーヘッドは、普通のシャワーヘッドを使うより使用水量が少なくて済む優れもの。
穴が細かくなっているため水の出口が狭くなっており、水圧が上がって同じ水量でも勢いが良くなるんです。
つまり、同じ強さのシャワーを以前より少ない水量で出すことができるってこと。
節水シャワーヘッドを使うと、なんと水道代とガス代の両方を節約できるんですよ!
手元にボタンがあるタイプを買ったので、水を簡単にオン・オフできて、より節水できています。
節約したい人は、節水シャワーヘッドをぜひ使ってみてほしいなって思いますね。
シャワーそのものを使わない

夏は特に、シャワーだけでお風呂を済ます人も多いですよね。
シャワーだけを使う人ならお風呂のお湯を節水できていますが、お湯にも浸かるしシャワーも浴びる、という人だと使用水量がグンと上がります。
冬は特に、お湯+シャワーという人も多いのではないでしょうか。
お風呂にお湯を入れる場合は、シャワーそのものをあまり使わないというのも良いですね。
お風呂のお湯で顔や体、髪の汚れを流すことも十分できます。
どうしてもシャワーを使いたいなら、最初からシャワーを使うんじゃなくて最後の仕上げの際にシャワーで流すだけにする、くらいが良いですね。
私もこの前シャワーが使えない時があったのですが、お風呂のお湯で顔や体、髪を全部キレイに洗うことができました。
節水したい人は、ぜひお風呂のお湯で全身を洗ってみてください。かなりの節水効果を得ることができますよ!
水道代の節約方法⑤洗濯の節水
お風呂の残り湯を活用する

ド定番になりますが、お風呂の残り湯を洗濯に活用するのはかなりの節水になります。
お湯が冷めていなければ、洗浄力もアップするので一石二鳥ですね。
ただ、残り湯は汚いから洗濯に使うのはちょっと…と思う人もいると思います。
お風呂の残り湯を洗濯機に移せる「バスポンプ」を使えば、簡単に残り湯を洗濯に活用できるようになるのでおすすめですよ。
それでも残り湯を洗濯に使うのは気になる…という人は「洗い」のみに使い、「すすぎ」は水道水でしっかり洗えば大丈夫です。
洗濯回数を減らす

洗濯機、毎日まわしてます?私は以前、毎日まわしていました…洗濯物がたまってしまうのに抵抗があったからです。
でも洗濯物がそんなにたまっていないなら、洗濯機を毎日まわす必要はないんですよね。
それより、洗濯物がある程度たまってから洗濯機をまわした方が良いです。
一回は安いけど、塵も積もれば山となる、ですからね。できるだけ使用回数を減らした方が節約になります。
洗濯物が多い家庭なら毎日まわしてもいいのですが、それほど洗濯物がたまらない家庭なら2日に1回くらいで十分だと思いますよ。
「洗濯物をある程度まとめてから洗濯機をまわす」は、ぜひ徹底してみてください!
洗濯物の量は8分目までが良い

洗濯機には洗濯物が少なすぎてももったいないけど、多すぎてもよくありません。
洗濯機の8分目くらいまでたまったらまわす、くらいがちょうどいいですね。
また、「すすぎの回数を減らす」というのも節水になります。
だいたいすすぎは2回に設定されていることが多いのですが、汚れがそんなに酷くなければ、すすぎは1回でも大丈夫ですよ。
水道代の節約方法⑥洗面所の節水
水を出しっぱなしにしない

洗面所では、水を無駄遣いしていることが意外と多いんですよね。
特に、洗顔や歯磨きをする時!水を出しっぱなしにしている人も多いのではないでしょうか。
水を流しっぱなしにしない対策としては、
- 歯磨き:コップに水を入れておく
- 洗顔:洗面器にお湯を入れておく
これがベストです。
私は歯磨きの時はコップを使っていましたが、洗顔時は流しっぱなしだったので、最近は洗面器にお湯を入れて洗うようにしています。
最初は冷たい水が出るから、お湯に変わるまで流しっぱなし…という人は、その水を洗い桶なんかに入れておきましょう。
食器の洗い物など別のことに使うことができますよ!そのまま水を流して捨てるのはもったいないです。
【まとめ】節水を心がけて水道代を節約しよう!
水は好きなだけ使っていれば、たくさんのお金がかかってしまいますよね。
でも、意識して毎日こまめに節水を行うことによって、水道代も大きく下げることができます。
節約術は最初は面倒でも、日々の習慣にしてしまえばそんなに苦ではなくなりますよ。
できるだけ水道代を減らしてそのお金を貯金にまわせるよう、ぜひ水道代の節約方法を習慣づけてみてくださいね。
