節約したいと思っていても、固定費の家賃が高ければ大きな節約はできないですよね。
じゃあ引っ越しすればいいんだ!と思っても、無駄に引っ越しすれば逆に出費するだけになってしまいます。
浪費しないためには、自分が本当に引っ越した方が得なのかどうか事前に計算してから引っ越しすること。
金額を計算して、「引っ越しした方が最終的には得だ」と判断できたら引っ越ししましょう!
ここでは、引っ越し費用を安く済ませる方法も一緒にご紹介しますので、家賃が安い部屋に引っ越しすることを考えている人はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
固定費の住居費を安くするには家賃の安い部屋へ引っ越そう!

固定費の中でも住居費って高いですよね。毎月かかる家賃が安くなるだけで固定費が大きく削減できるので、高いと感じているなら見直すことも必要です。
家賃は月収の3分の1が良いと言われているので、それ以上のところに住んでいるなら引っ越しを検討しましょう。
ただその前に、引っ越しには初期費用が大きくかかるということを理解することが先決です。
初期費用の元が取れるかどうか計算する
安い家賃の方が良いといっても、引っ越しには初期費用(敷金や礼金、引っ越し代)がかかります。
安い部屋に引っ越したはずなのに初期費用のせいで逆に出費がかさんでしまった…ということもあるんですよね。
そんなことを防ぐためにも、初期費用を含めた費用を計算しておきましょう!
家賃が8万円のところから6万円のところに引っ越した時、初期費用に50万円かかるとして計算してみました。
居住年数 | 家賃8万円 | 家賃6万円(+初期費用50万円) |
1年目 | 96万円 | 122万円 |
2年目 | 192万円 | 194万円 |
3年目 | 288万円 | 266万円 |
見てみると、1年目では家賃が8万円の方が安いということになります。
2年目からようやく元が取れるという計算になりますね。
今後長く住むなら引っ越しした方がいいのですが、別の理由ですぐにまた引っ越しする予定がある場合は、家賃が高い部屋にそのまま住み続けた方が良いケースもあります。
初期費用が莫大にかかることを考えると、今引っ越しした方が良いのかどうかをきちんと考えてから部屋を変えることを検討しましょう。
数年単位で検討し、部屋を変えた方が節約になるとわかったら引っ越しを選択してください。2年以内に元が取れる引っ越しならむしろするべきです。
敷金・礼金がないところを選ぶべき?
引っ越しの時に大きな負担となるのが敷金と礼金。
この敷金・礼金がないところに引っ越せばお金があまりかからず、節約になると思いますよね。
敷金は退去時に返ってくるお金ですが、礼金は大家さんへの謝礼金で返還されないので、できれば礼金は無し・礼金が安い物件が良いというのが本音です。
礼金は以前は2カ月が普通だったのですが、最近は礼金1ヵ月か無料のところも増えているとのことで、そういった物件を最初から探すのも良いですね。
ただし、敷金や礼金がないところは問題がある物件も多いんだとか。
敷金や礼金がない物件を探して不動産屋に持っていくと、
- 「ここは大家が癖のある人で面倒なんです~!」
- 「ここには大家さんの兄弟が住んでて、問題児で騒音が酷くて」
- 「ここは新築だけど配管が古くて臭いが気になるんですよね」
みたいなところが多かったんですよね(汗)
聞いたところ、敷金や礼金がない部屋は何か問題があるところが多いということでした。
お金も大事ですが安心して住める部屋というのも大事だったので、私は結局敷金や礼金がある物件を選びました。
もちろん、中には本当に良い物件で敷金や礼金がない部屋もあるかもしれないので、その辺は不動産屋さんにしっかり確認してみましょう!
ただ、敷金や礼金をゼロにすることに躍起になるよりも、家賃そのものが高すぎないところを選んだ方が無難かもしれません。
家賃を節約!引っ越し料金を安く済ませる方法

初期費用を含めても2年住めば元が取れる!という人は、良い物件を見つけたら早速引っ越ししましょう。
ただ、せっかく節約のために引っ越すのに引っ越し代が高かったら意味がないので、できるだけ引っ越し費用を安く済ませることが大事になります。
私も安い家賃の部屋に引っ越したことがあるのですが、引っ越し代を安くするためにいろいろ工夫したので、かなり安く済ませることができました。
引っ越し料金を安く済ませるコツを私の実体験を交えながらご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
引っ越し一括見積りサービスを活用する
引っ越しは業者によって価格が変わってくるため、一番安いところを見つけて利用することが引っ越し代を安くする最大のコツです。
引っ越しの一括見積りを使えば、どこの業者が一番安く引っ越しを請け負ってくれるかが分かるので絶対に活用しましょう!
業者間で価格競争をしてもらえるため、1社だけにお願いするより格安な金額で引っ越しできるようになります。
今まで知らなかった格安の業者を見つけることができるのもメリットですね。
登録後、すぐに引っ越し業者からメールや電話で連絡が来ましたが、そのおかげで安い業者を見つけることができたんですよね。
その時は、有名な引っ越し業者はもちろん、あまり知らない引っ越し業者からも連絡が来ました。
有名な方がいいのかな?と思いきやそうでもなかったのが驚きでしたね。私の場合ですが、対応や価格は知名度が低い引っ越し業者の方が良かったです。
次の家に入らない不要な家具を無償で処分してくれたり、親切に対応してもらうことができたんです。
こんな引っ越し業者、一括見積りサービスを活用しなければ絶対にたどり着けませんでした。
価格が安い、対応も良いところを探すことができるのが引っ越しの一括見積りサービスの一番のメリットだと思います。
引っ越し代を安くしたい方は、絶対に一括見積りサービスを活用した方が良いですね。
また、1社目が安いからといって即決せず、複数社の見積りを見てから業者を決めるようにしましょう。
見積りを全部見てから、「ここが一番安くて対応も良さそう!」という業者に決めれば、最終的にはかなり満足度の高い引っ越しができると思います。
人気の一括見積りサービスはこちらの3つですね。
業界一位の実績を持つのが「引越し侍」なので、悩んだら「引越し侍」を選んでおけば間違いないです。
繁忙期を避けて安い時期を選ぶ
引っ越しは時期によって料金が変わってきます。
3月や4月は転勤や学生の引っ越しが多く、繁忙期で割引もない高料金の時期ですね。
逆にそれ以外の時期は比較的料金が安くなり、11月が最も安い傾向にあります。

人の移動の多い3~4月は料金が高いですが、それ以外の時期なら安くできそうですね。
もし時期を選ばないで引っ越しできるなら、繁忙期は避けて安い時期にした方がお得です!
- 料金が高い時期は3月、4月
- 料金が安い時期は1月、5月、6月、7月、11月、12月
ただどの時期でも引っ越し直前の見積りは、割高の日しか空いてないとか希望日に引っ越しできないとか問題が起こりやすいので、引っ越しが決まったら早めに依頼するようにしてくださいね。
一ヶ月以上前に見積りを頼むと価格も交渉しやすいです。
時間帯を指定しない
引っ越しには、
- 午前便
- 午後便
- フリー便
この3つの時間帯があります。
価格が一番高いのが午前便。午前中に引っ越しをしてしまいたい、という人の依頼が多く集中するためです。
まあ午前中に引っ越ししちゃえば午後は片づけ作業ができるから、本音を言えば午前が良いですよね。
午後便は午前便より依頼が少ないので、価格が安いのが特徴です。
そして最も価格が安いのがフリー便。時間を指定しないため、作業開始時間は引っ越し業者の都合に合わせることになりますが、その分価格を抑えることができます。
ただし、何時に業者が来るかわからないというのがデメリットですね。
開始時間は午後からになることが多いので、その分片づけ作業が翌日にまわってしまいそうです。
でも、何はともあれ安い方が良いという人はフリー便が一番良いですね。
作業開始時間を任せるフリー便にすれば、引っ越し代を安価にすることができるので、ぜひ利用してみてください。
私ももちろんこのフリー便を利用したので、価格をさらに安くすることができましたよ。
作業員の負担を減らす
引っ越しの作業員の負担を減らすのも、価格を抑えるのには大事なことです。
作業量が多ければ多いほど、人件費もかかるしコストが増えていくんですよね。
作業員の人数や作業時間を減らすためには、まずは荷物の量を減らしましょう。荷物の量が少ないほど価格も安くなりますからね。
作業員が梱包してくれるサービスもありますが、これもお金がかかるので自力で行う方が節約になりますね。
もちろん私も全部自分で梱包しちゃいました。その分お金が安くなると思えば全然苦じゃありませんね(笑)
買取サービスを使って不用品を処分
荷物の量を減らすために最も有効なのは、不用品の処分。
引っ越しの際は荷物が多ければ多いほど見積り料金が高くなるので、荷物はできるだけ減らしておきたいところです。
要らないものまで引っ越し先に持っていく必要はないですよね。お金をドブに捨てるようなものなので、不用品は事前に処分しておきましょう。
その不用品ですが、「捨てちゃおうかな…」と思っていた物でも、買取サービスでお願いすれば意外とお金になることがあります。
- 本・漫画
- CD
- DVD
- ゲーム
- 服
- カバン
こういったものは捨てるなんてもったいない!売れば結構なお金になります。
買取サービスを使えば、これらのものを自宅から一歩も出ずに売ることができるんですよ。

引っ越し前に買い取ってもらえば、荷物を減らせる上にお金も増えるので良いことばかりですよね。
私も漫画とかを結構売ってお金に変えて、それを引っ越し代にあてたりしてましたよ。
買取サービスは普段からたまに活用してるのですが、不用品がお金に変わるので結構気に入っています。
【まとめ】家賃の安い部屋に引っ越しして節約!引っ越し代も安く済ませよう
引っ越しは初期費用がかかるためかえって出費がかさむケースもあるので、絶対に引っ越しすることがベストというわけではありません。
ただ、2年以内に元が取れるようなら安い部屋に引っ越しした方が節約になります。
必ず事前に計算して、引っ越しした方が総合的に出費が減ると判断できたら引っ越ししましょう。
その引っ越し代も、安く済ませることができればかなりの節約になります。
中でも一括見積りサービスは引っ越し代を大幅に安くできる方法なので、引っ越しする際はぜひ活用してくださいね。
ここは提携業者数がもっとも多く、自分にピッタリな業者が見つかりやすくて料金が安くなる可能性も高いからです。
結果的に私は、対応も良くて価格の安い引っ越し業者を見つけることができたので、ここを利用して本当に良かったと思っています。
もし一括見積りサービスを使うなら、「引越し侍」が一番ベストですね。私もまた次に引っ越しする時は、必ず使いたいと思っています!