NTTコミュニケーションズが運営する人気の格安SIM、OCNモバイルONE。
業界初期の頃からサービスを展開している老舗の格安SIM(MVNO)です。
最近になって料金がかなり値下げされたため、乗り換えを考えている人も多いのではないでしょうか。
でも乗り換えるなら、メリットとデメリット両方チェックしておきたいですよね。
ここではOCNモバイルONEの特徴やメリット、デメリットや注意点をご紹介します。
OCNモバイルONEに乗り換えればスマホ料金を大幅に節約することもできるので、気になる人はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
- OCNモバイルONEのメリットや特徴
- 1. 料金が非常に安い
- 2. 契約初月の基本料金が無料になる
- 3. MUSICカウントフリーが無料
- 4. 「OCNでんわ」で通話料半額&3種類の「かけ放題オプション」
- 5. 「OCNモバイルONE 050plusセット割」で通話料金が安くなる
- 6. 「節約モード」で高速・低速を切り替えることができる
- 7. もちろんiPhoneでも使える
- 8. データ容量の繰り越しができる
- 9. 追加SIMで「容量シェア」ができる
- 10. 「OCNモバイルONE Wi-Fiスポット」全国80,000カ所で無料で使える
- 11. 低速通信時にも「バースト転送機能」で快適に使える
- 12. 直近3日間の通信制限がない
- 13. 口座振替でも支払いができる
- 14. SMSやテザリングや通話転送サービスのオプション機能が無料
- 15. 契約期間と解約金がない
- OCNモバイルONEのデメリットや注意点
- 【まとめ】OCNモバイルONEは料金が安くて節約にピッタリ!
OCNモバイルONEのメリットや特徴
DoCoMo回線が使える格安SIM、OCNモバイルONE。
まずは、そのOCNモバイルONEのメリットや特徴について見ていきましょう。
1. 料金が非常に安い

音声対応SIMカード | SMS対応SIMカード | データ通信専用SIMカード | |
1GB | 1,180円 | - | - |
3GB | 1,480円 | 1,000円 | 880円 |
6GB | 1,980円 | 1,500円 | 1,380円 |
10GB | 2,880円 | 2,400円 | 2,280円 |
20GB | 4,400円 | 3,920円 | 3,800円 |
30GB | 5,980円 | 5,500円 | 5,380円 |
OCNモバイルONEを契約することのメリットの一つは、料金がとても安いことです。
以前はもう少し料金が高かったのですが、最近思いっきり値下げされてかなり安くなりましたね。
むしろ他の格安SIMよりも安くなったので、一気に節約に使える格安SIMになりました。
大手キャリアから乗り換えるのはもちろん、他の格安SIMからOCNモバイルONEに乗り換えても大きな節約になることは間違いないです。

2. 契約初月の基本料金が無料になる

料金が安いOCNモバイルONEですが、さらに「利用開始月の月額基本料が無料」となっています。
ただでさえ安いのに、最初の月額料金を0円にしてくれるなんてありがたいですね。
新規契約や乗り換えの際に利用開始日を1日にすれば、初月のスマホ料金全てが無料になるのでお得になりますよ。
3. MUSICカウントフリーが無料

画像出典:MUSICカウントフリー
OCNモバイルONEには、「MUSICカウントフリー」という対象音楽ストリーミングのデータ消費量がゼロになるサービスがあります。
しかも、申し込みさえすれば追加料金不要で、無料で利用できるんですよ。
同様のサービスに追加料金を取る格安SIMが多い中、無料でカウントフリーにしてくれるなんて太っ腹ですよね!音楽重視の人にとってはうれしい限りです。
対象の音楽配信サービスは、以下の通りですね。
コンテンツ | MUSICカウントフリー対象のサービス |
音楽配信 | Amazon Music、ANiUTa、AWA、dヒッツ、Google Play Music、LINE MUSIC、RecMusic、Spotify、ひかりTVミュージック |
上記のサービスなら、データ消費量ゼロで楽しむことができます。
これらのサービスを利用している人は、ぜひOCNモバイルONEの「MUSICカウントフリー」を活用してみてくださいね。
4. 「OCNでんわ」で通話料半額&3種類の「かけ放題オプション」

画像出典:OCNでんわ
OCNモバイルONEでは、専用アプリの「OCNでんわ」を使えば、通常20円/30秒になる通話料金を10円/30秒と半額にすることができます。
また、その「OCNでんわ」を使って3種類のかけ放題オプションを選ぶことが可能。
オプション名 | オプション内容 | 月額料金 |
10分かけ放題 | 10分以内の通話が無料 | 850円 |
トップ3かけ放題 | 特定の3名との通話が無料 | 850円 |
かけ放題ダブル | 10分以内の通話と特定の3名との通話が無料 | 1,300円 |
上記の3タイプの「かけ放題オプション」があります。
10分かけ放題は、10分以内の通話が何回でも無料になりますね。
トップ3かけ放題は、特定の3名との通話が毎回無料になります。
かけ放題ダブルは、10分かけ放題とトップ3かけ放題の両方を組み合わせたサービスになりますね。
不要な人は無理に入らなくてもOKですが、よく通話もするという人は、この「かけ放題オプション」にも入っておいた方が良いでしょう。
5. 「OCNモバイルONE 050plusセット割」で通話料金が安くなる

OCNモバイルONEを契約すると、NTTの通話サービスであるIP電話アプリ「050Plus」が通常の半額で利用できます。
基本料金300円なのですが、OCNモバイルONEの契約者は150円で使えるんですよ。
「050Plus」のアプリ同士で通話料金が無料になるので、例えば家族みんなで加入すれば家族間通話を無料にすることもできますね。
月額150円はかかりますが、通話料金を安くしたいなら「050Plus」を使うのも一つの方法です。
6. 「節約モード」で高速・低速を切り替えることができる

画像出典:OCNモバイルONE「節約モード」
OCNモバイルONEには「節約モード(ターボ機能)」があり、高速通信と低速通信を自由に切り替えることができます。
低速通信にすればデータ消費量がゼロになるので、データ容量を節約することができるんですよね。
低速通信時には最大200kbpsになるのですが、Web閲覧やTwitter・LINEの利用などは快適に使えるレベルです。
データ容量をあまり使わない時には低速通信に手動で切り替えられるので、データ容量の使用を抑えることができて便利ですね。
7. もちろんiPhoneでも使える

OCNモバイルONEを試してみたくても、iPhoneが使えなかったら困るという人も多いですよね。
でも大丈夫、OCNモバイルONEでもiPhoneはちゃんと使えます!
現在のOCNモバイルONEの対象機種は以下の通りですね。
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11
- iPhone XR
- iPhone XS Max
- iPhone XS
- iPhone X
- iPhone 8 Plus
- iPhone 8
- iPhone 7 Plus
- iPhone 7
- iPhone SE
- iPhone 6s Plus
- iPhone 6s
- iPhone 6 Plus
- iPhone 6
- iPhone 5s
- iPhone 5c
- iPhone 5
- iPhone 4s
- iPhone 4
こちらにOCNモバイルONEは対応しているので、iPhoneを使いたい人は安心して契約してくださいね。
8. データ容量の繰り越しができる

画像出典:基本通信容量繰り越しサービス
OCNモバイルONEでは、余ったデータ容量を翌月に繰り越しすることができます。
手続きも不要で自動的に繰り越ししてくれるのでうれしいですね。
しかも、繰り越ししたデータ容量から先に消費してくれるので、パケットを無駄にすることなく使うことができるんですよ。データ容量を大事に使いたい人には助かりますね。
9. 追加SIMで「容量シェア」ができる

画像出典:容量シェア
OCNモバイルONEには、「容量シェア」というサービスがあります。
1つの契約のデータ容量を複数枚のSIMで分け合うことができる仕組みですね。
最大5枚のSIMカードでデータ容量をシェアすることができます。
家族でデータシェアしたい人や、複数端末を1契約でデータシェアしたい人にはピッタリですね。
10. 「OCNモバイルONE Wi-Fiスポット」全国80,000カ所で無料で使える

画像出典:OCNモバイルONE Wi-Fiスポット
OCNモバイルONEを契約すると、全国80,000カ所にある「OCNモバイルONE Wi-Fiスポット」が無料で使えるようになります。
追加料金不要で、Wi-Fiスポットエリアに入ると自動接続してくれるという優れもの。
Wi-Fi接続している時はデータ消費量がゼロになるので、データ容量を節約できて助かりますね。
他の格安SIMだと有料になることが多いWi-Fiですが、OCNモバイルONEではそれが無料なのだからスゴイです。
スターバックス、タリーズ、プロント、ロッテリア、セブンイレブン、ローソン、イトーヨーカドー、モスバーガーなど。
11. 低速通信時にも「バースト転送機能」で快適に使える

画像出典:OCNモバイルONEサービス紹介
OCNモバイルONEには「バースト転送機能」がついています。
バースト転送とは、速度制限がかかった低速通信時に、最初の読み込みだけ数秒間高速通信にして表示速度を向上させる機能のこと。
このバースト転送機能があれば、SNSやWebページの表示が快適になるんですよね。
この機能があるOCNモバイルONEなら、低速通信時にも体感的にそこまで遅く感じないはずです。
12. 直近3日間の通信制限がない

OCNモバイルONEには、直近3日間のデータ使用量による通信制限がありません。
他の格安SIM(主にau回線)では、3日間に一定量以上データ容量を使用すると通信制限がかかることがあります。
しかし、DoCoMo回線しかないOCNモバイルONEにはその通信制限がかからないのがメリットですね。
13. 口座振替でも支払いができる

OCNモバイルONEでは、クレジットカードだけでなく口座振替でも支払いができます。
クレジットカード支払いのみしか受け付けていない格安SIMも多いので、口座振替にも対応してくれているのはありがたいですね。
クレカ支払いの方がポイントが貯まってお得ではありますが、どうしてもクレジットカードを使いたくない人は口座振替を選択しましょう。
14. SMSやテザリングや通話転送サービスのオプション機能が無料

OCNモバイルONEでは、SMSやテザリング、通話転送サービスなどの便利なオプションが無料になります。
もちろんSMSの送信料は有料になりますし、通話転送サービスの転送先までの通信料はかかりますが、基本料金が無料になるのはありがたいですね。
このような素敵なオプションが無料で使えるのも、OCNモバイルONEのメリットの一つです。
15. 契約期間と解約金がない

OCNモバイルONEには、契約期間や解約金はありません。
以前は半年以内に解約したら解約金がかかったのですが、新プランではそれが撤廃されました。
つまり、これから契約する人には契約期間や解約金はないということです。
いつでも気軽に解約できるようになったので、気になる方は一度OCNモバイルONEを試してみてくださいね。
OCNモバイルONEのデメリットや注意点
OCNモバイルONEにはメリットだけでなく、デメリットや注意点もあります。
契約後に後悔しないために、OCNモバイルONEの悪い点もしっかりチェックして、納得してから契約しましょう。
1. 通信速度があまり速くない
OCNモバイルONEは、通信速度がそこまで速くはありません。
DoCoMo回線の一部を借りているため、速い速度はどうしても出ないんですよね。
特に昼や夕方など、混む時間帯はさらに遅くなる傾向にあります。
速度が遅くなってしまったら困る人は、大手キャリアを継続するか、高速通信になる格安SIMのUQ mobileかY!mobileを契約した方が良いでしょう。
ただOCNモバイルONEでも、混んでいる時間帯以外の通信速度は普通の速さになります。
昼や夕方などの混む時間を我慢できれば、OCNモバイルONEでも十分使えると思いますよ。
2. 完全かけ放題プランがない
OCNモバイルONEには、完全なかけ放題プランがありません。
上述した3つの通話かけ放題オプションか、もしくは「050Plus」を使った通話サービスしかないんですよね。
完全かけ放題が必要なら、完全かけ放題プラン「スーパーだれとでも定額」があるY!mobileを契約した方が良いです。
3. DoCoMo回線しか選べない
OCNモバイルONEではDoCoMo回線しか使えません。
au回線やソフトバンク回線はないので、選択肢が一つしかないのがネックですね。
DoCoMoの端末を持っている人ならいいのですが、auやソフトバンクで購入した端末をOCNモバイルONEで利用する人はSIMロック解除が必要になります。
またau回線やソフトバンク回線の方が電波が入りやすい地域の人でも、DoCoMo回線しか選べないことになりますね。
DoCoMo回線が繋がらないことはないためそこまで問題はないと思いますが、自分の住んでいる地域に合っている回線を選択できないのは少々ネックです。
4. 家族間の通話料は無料にならない
OCNモバイルONEには、完全な家族間無料通話サービスはありません。
「トップ3かけ放題」を利用して特定の3名を家族に設定すれば通話料を無料にできますが、月額料金が別途850円かかります。
「050Plus」を使えば家族間通話を無料にすることもできますが、こちらも月額料金が別途150円かかりますしね。
大手キャリアのように、家族間通話を完全無料にはできないんです。
ただ、家族間通話が無料の格安SIMは他にもないので、これはもう仕方のないことかもしれませんね。
家族間で通話料をお得にしたいならかけ放題オプションや「050Plus」を利用し、完全に無料にしたいならLINEなどの無料通話アプリを活用しましょう。
5. 家族割がない
OCNモバイルONEには家族割がありません。
家族で「容量シェア」をすれば個別に契約するより安くなるので、これが実質家族割のような働きをしてくれますが、それでも家族割の存在がないのは少々残念ですね。
どうしても家族割がほしいなら、500円の家族割があるUQ mobileやY!mobileの方が良いでしょう。
この2社は基本料金は少々高めですが、家族割を使えばかなり安くなるので、家族みんなで乗り換えれば大きな節約になります。
6. キャリア決済が使えない
OCNモバイルONEでは、ドコモ払い・auかんたん決済・ソフトバンクまとめて支払いのようなキャリア決済が使えません。
スマホ料金と一緒に支払いができるキャリア決済は地味に便利な機能なので、ないのは少々ネックですね。
キャリア決済が可能な格安SIMはY!mobileとUQ mobileなので、どうしてもキャリア決済が必要な人はこの2つのどちらかをおすすめします。
7. キャリアメールが使えない
OCNモバイルONEにすると、@docomo.ne.jpなどのキャリアメールが使えません。
その代わりに「OCNメール」というメールアドレス(@***.ocn.ne.jp)がもらえます。
無料で使うことができますが、これはプロバイダメール(PCメール)になるんですよね。
そのためキャリアに受信拒否される場合もあり、メールが届かない可能性もあるんですよ。
どうしても格安SIMでキャリアメールも使いたい人は、キャリアメールのあるY!mobile(無料)かUQ mobile(月額200円)で契約することをおすすめします。
8. 実店舗が少ない
OCNモバイルONEには実店舗が少なく、店員さんからのサポートはほぼ受けられません。
家電量販店の中にはOCNモバイルONEの店舗があったりもしますが、こちらは申し込みのサポートが主で、契約後のトラブルには対応してくれないんですよ。
大手キャリアのように、トラブルがあったらお店に行けば店員さんが対応してくれるわけではないんですよね。
ただ、自分でトラブルの対処ができるネットに強い人なら、店頭でのサポートがなくてもそこまで問題はないでしょう。
どうしても頼りたい時は、OCNモバイルONEのサポートセンターに電話すれば対応してもらうことができますよ。
9. サポートセンターの評判が微妙
その頼みの綱であるサポートセンターですが、対応が微妙だという口コミも見かけます。
特に電話がなかなか繋がらないという声が多く、繋がっても「担当者に繋げます」と言われてそこからまた待たされたり、イライラさせらることも多いようですね。
トラブルが起きた時にすんなりサポートセンターに頼れず、不安な思いをする可能性もあります。
サポートセンターに電話する時は、数十分は待たされる覚悟をしてからかけた方がいいかもしれませんね。
10. LINEのID検索が使えない
OCNモバイルONEでは年齢認証ができないため、LINEのID検索ができません。
LINEは普通通り使えますが、ID検索ができないのがネックですね。
ただ、これは他の格安SIMでもほとんど同じなので、仕方ないことでもあります。
QRコード検索やふるふるは利用できるので、友達追加をする時はこちらを使いましょう。
【まとめ】OCNモバイルONEは料金が安くて節約にピッタリ!

OCNモバイルONEは料金がさらに料金が安くなり、節約に最適な格安SIMになりました。
「MUSICカウントフリー」や「OCNモバイルONE Wi-Fiスポット」など、他の格安SIMでは有料級のサービスが無料で使えるというのもポイントが高いですね。
最後に、OCNモバイルONEのメリットをもう一度ご紹介します。
料金が安いうえに、音楽ストリーミングサービスのデータ消費量がゼロになるというのはうれしいですよね。
データ容量も自動的に繰り越ししてくれたり、無料Wi-Fiにも自動接続してくれたりと、サービスが至れり尽くせりな格安SIMでもあります。
音楽をたくさん聴く人や、スマホ料金をできるだけ節約したい人は、ぜひ一度OCNモバイルONEの公式サイトをチェックしてみてくださいね。



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